5倍は差がつく??飲食店のコンセプトを作る意味
こんにちは。飲食店の成功と前進を応援するSUGRESSです。
飲食店経営者の皆様は自身のお店のコンセプトは決めていらっしゃいますか?
また、そのコンセプトは来店客に伝わっていますか?
今回は飲食店のコンセプトの大切さとそれが伝わっているかの確認方法について書いていきます。
飲食店のコンセプトとは?
ここではコンセプトを「以前の利用客が〇〇といえばこのお店」と特定できるものと定義させていただきます。
ですので、他店舗との差別化ができるものとも言い換えられるものであると言えると思います。
また、よくあるものとして「美味しい」や「安い」など個人の趣向によって変わるものや複数店舗対象になるようなものはここではコンセプトから外させていただきたいと思います。
コンセプトを確立するメリットは?
このコンセプトが確立されていると、上記でもあるようにコンセプトに関連するようなお店を選択する際にそのお店が一番に思い浮かぶことです。
例えば「元漁師がやっている東京で一番多くのマグロの食べ方を楽しめるお店」というコンセプトでやっていたとします。
以前利用してくれた方が、「今日はさっぱりしたものが食べたいな」「魚が食べたいな」と思った時にきっとこのお店が最初に浮かんでくると思います。
そうするとリピーター様が多くなっていきます。
さらに、リピーターが多くなることで新規来店客の獲得にかけるコストを抑えていくことができます。
同じ来店客でも新規とリピーターではそのコストは5倍もの差があると言われております。
飲食店として安定した経営のためには非常に重要なことであることが伺えるかと思います。
どうやってコンセプトを確立する?
これは筆者の主観になりますが、飲食店様の中でコンセプトが確立されているお店はまだまだ少ないように感じます。
その結果として価格競争に巻き込まれ安売りのお店になる。流行りのものをすぐに扱い何のお店かわからなくなる。こんな飲食店様が多く感じております。
そんな状況に巻き込まれないようにするためにも速くコンセプトを確立していただきたいと思います。
実はすごく簡単で「どんなお客様に来て欲しくて、どんなお客様に来てもらいたくないか」を深堀することです。
そうして出てくるものがお店のコンセプトとなり、そのコンセプトの背景にあるストーリーが生まれてくるわけです。
自身で深掘りしていくのが大変であればどなたか他人の力を借りるのもありだと思います。
コンセプトが来店客に伝わっているか?
コンセプトが確立され、それに合わせた内装やメニューなどを提供できるようになります。
すると、気になってくるのがそれが来店客に伝わっているのか?ということ。
これも実はすごく簡単で、常連客に自店舗のイメージを直接聞いてみることです。
意外かもしれませんがこれは一番信用できる情報です。
そしてここでズレが生じていればその修正のために再度足りないものを取り組んでいくというようなイメージです。
コンセプトを確立して他店舗と差をつけよう
コンセプトが確立されているということは他の飲食店と差別化ができていることになります。
つまり価格面以外で勝負ができるということです。
これは無用な安売りをしなくて済むため非常に大きな差となってまいります。
最初は大変かもしれませんが取り組んで得るメリットはその何倍もございます。
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