飲食店の利益率を改善する驚きの方法とは?
こんにちは。飲食店の成功と前進を応援するSUGRESSです。
以前、飲食店経営するにあたって目安となる利益率をお伝えしました。
そこで、今回はその利益率を改善する方法について書いてまいります。
これを読んだ後にすぐに実行できるものもあります。
なお、これ以降は利益率=売上高営業利益率という意味で使わせていただきます。
ポイントはたった2つ!!飲食店の利益率を改善する方法
上記の記事より利益率については以下のように表せます。
利益率=売上高営業利益率=営業利益÷売上高
=(粗利益-経費)÷売上高
=(売上高-売上原価-経費)÷売上高
つまり「売上原価」か「経費」を削減できれば自然と利益率も改善されていくことになります。
売上原価を下げる方法
これについては「質を下げずに実現する」を前提とした方法を伝えたいと思います。
でないと、材料の質を下げて原価を押さえるみたいな最低な方法をとるお店も出てきかねないですからね笑
先に伝えると、これはずばり「仕入れ先を限定することで仕入れ値を抑える」ことです。
例えば野菜やお肉などこだわりのあるものは難しいかもしれません。ですが、ジュースや調味料などどこで買っても質が同じナショナルブランドのものなら仕入れ先をまとめることも可能です。
特に酒屋さんはジュースの1本単位からの配送をしているところもあります。仕入れ先をまとめるだけで原価を抑えられるならぜひ実行したいですね。
これはすぐにでも検討していただきたい方法です。
経費を下げる方法
まず、経費ですが「固定費」と「変動費」で分けて考えていきたいと思います。
固定費
毎月固定でかかってくる費用となります。
しかし、一度下げることができれば大きなインパクトをもたらせてくれます。
これは
・店舗の賃料
・支払い利息
・リース代
・従業員の給料の振り込み手数料
などがあります。
変動費
毎月の状況で変わってくる費用となります。
店舗でのサービスの質にも直結するものが多くあります。
これは
・水道光熱費
・人件費
・販売促進費
・消耗品費
などがあります。
固定費を下げる方法
固定費は年単位での契約を結んでいることが多いです。
そのためすぐに実行することは難しいですが、契約の更新のタイミングなどで交渉することをオススメします。
また、振り込みやクレジットカードなどの手数料を見直し・削減するサービスもありますので一度検討してみてはいかがでしょうか?
変動費を下げる方法
こちらについてはサービスの質を落とさずに実践できるものを実行いただきたいと思います。
水道光熱費
管轄会社をまとめることで契約費用を下げることができます。
人件費
店舗でのオペレーションを見直すことで、人件費の削減や効率化を図ることができます。
販売促進費
集客や売上につながっていない販売促進を見直すことで、削減や効果的な活用ができます。
消耗品費
従業員全員でコストの意識を持ってもらうことで削減につなげることができます。
構造を理解し実行することが大事
利益率については今日実行して明日効果が出るものではありません。
利益率がどういうものかを知り、日々の実行を積み重ねていくことが重要です。
実行したものは必ず効果がありますので継続して取り組んでいきましょう。
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