今こそ活用したい!!飲食店でのドリンクバー運用
こんにちは。飲食店の成功と前進を応援するSUGRESSです。
ファミレスなど大きな店舗で見かけるドリンクバー。
これはぜひ使ってもらいたいツールの一つです。
今回はドリンクバーのメリットとデメリットお伝えしますので、メリットが多く当てはまる飲食店はぜひ利用の検討をしてください。
実はこんなこともある!!飲食店がドリンクバーを利用するメリット
飲食店でドリンクバーを導入するメリットはこれだけたくさんあります。
・店舗オペレーションが少なくなる。
・お得感を来店客に感じてもらえる。
・楽しみを来店客に与えられる。
・原価率を抑えられる。
・客単価の向上につながる。
店舗オペレーションが少なくなる
ドリンクバーを導入することで、今まで行っていた「ドリンクの注文を受ける→ドリンクを準備する→配膳する」というオペレーションがなくなります。
特に繁忙時間にこのオペレーションをなくすことができるのはかなり大きなメリットではないでしょうか?
お得感を来店客に感じてもらえる
単品ドリンクですと大体1杯500円〜1,000円くらいだと思います。一方でドリンクバーの場合は200円〜500円ほどでドリンク数種類が飲み放題となります。特に若年層に対しては大きなお得感を感じてもらえますね。
種類と量、どちらも実現できるドリンクバーに対するお得感はお店の満足度にも大きく貢献すること間違いありません。
楽しみを来店客に与えられる
ドリンクバーの醍醐味といえば、「ドリンクを混ぜてオリジナルのドリンクを作る」ことや「いつもは1杯のコーラを好きなだけ飲める」などある種非日常的な楽しい体験ができることです。
最近では大手ファミレスのドリンクバーではドリンクミックスができる専用機で利用率を伸ばすなどの結果も出ているようです。
先ほどのお得感同様に楽しみもお店の満足度に大きく貢献してくれます。
原価率が抑えられる
飲食店において単品ドリンクの原価率は一般的に20%前後と言われております。一方でドリンクバーではそれが5~10%ほどになります。この10%の差は来店客数が多い店舗ほど大きな差となります。
ちなみに何杯でも利用できるドリンクバーですが、利用者は平均で約2杯の利用になるそうです。
客単価の向上につなげられる
フードの購入者限定の価格を設定することで、フードとのついで買いを促すことができます。(例えば、単品ドリンクバーでは400円、フードとの利用で200円など)
原価率が低いドリンクバーであれば限定価格でも十分に利益が確保できます。
実はこんなことも!!飲食店がドリンクバーを導入するデメリット
続いては飲食店でドリンクバーを導入するデメリットの紹介です。
・毎日のメンテナンスが必要である。
・品質を安定させるのが難しい。
・ルールの徹底が必要となる。
・回転率が悪くなる。
・廃棄のリスクが高くなる。
毎日のメンテナンスが必要である
ドリンクバーの機材や道具を利用するにあたって、衛生面の観点から毎日のメンテナンスが必要となります。
また、機材の場合は月に一回の大きなメンテナンスがあったりと維持するために人手が必要となってまいります。
品質を安定させるのが難しい
機材では原液と水の割合、煮出しの場合は煮出す時間などその割合によって味が多少変わる可能性があります。既製品と違い味を安定させるために日々の注意が必要となります。
ルールの徹底が必要となる
残念ながらドリンクバーを注文していないお客様がドリンクバーを利用したりといった蛮行が発生する可能性もあります。
この場合、ドリンクバー利用はテーブル人数分の料金を課すことにしたり、利用者のみに専用のコップを渡すなどルールを明確にすることとその徹底が必要となります。
回転率が悪くなる
一番安いフード+ドリンクバーで何時間もいるというお客様がでてくる可能性もあります。
そのために客席の回転率が悪くなり、利益に影響することも大いにあります。
繁忙時間帯は利用時間を制限したり、繁忙時間帯はドリンクバーの運用をなくすなど工夫が必要となってきます。
廃棄のリスクが高くなる
例えばドリンクバーの機材を利用した場合、原液1本からは何十杯ものドリンクを作ることができます。
一方でその原液にも賞味期限があり、当然回転の悪い種類は使えなくなり廃棄となります。
1日の来店人数がある程度見込めるお店であれば問題ないですが、一日に10杯も出ないような店舗では利用を控えた方がいい可能性があります。
ドリンクバーを導入することでメリットとデメリットどちらが多いか
以上の方にドリンクバーの導入にはメリット・デメリットがあります。どちらの方が多いかを見比べてメリットの方が多い場合はぜひ導入の検討してみてはいかがでしょうか?
導入についても、ファミレスのような機材を導入する方法からピッチャーのような道具を利用する方法まで様々ございます。
導入の仕方によってデメリットを解消することもできますのでこの機会に考えてみてください。
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