今こそ始めたい!!飲食店の通信販売
こんにちは。飲食店の成功と前進を応援するSUGRESSです。
飲食店の強みである『店舗での体験』
お店の雰囲気や接客、料理などその全てで一つのサービスとなります。
しかし、今回の新型コロナウィルスの件のように外出を制限された場合、
途端にその強みが活かせなくなります。
そうした中でテイクアウトやデリバリーを急遽始め活路を見出そうとした店舗様も多くあるかと思います。
実はその中でも飲食店様には通信販売について強く推していきたいと思っております。
今回は飲食店の通信販売について書いてまいります。
通販の需要はどれくらい
日本通信販売協会の調べによりますと、2018年の国内の通信販売(以降通販と表現する)の市場規模は約8兆1800億円となっており、前年から約8%の伸長だったそうです。
ここ10年で2倍ほどの市場規模になっており、年々拡大している領域となっております。
また昨今の外出制限などの背景からこの傾向は更に顕著になるものと思われます。
間違いなく通販の需要は伸びてきており、特に今まで利用してこなかった新規の方からの需要が伸びてくると思われます。
飲食店で通販をやるメリットは
外出が制限される中でも
「あのお店のランチが食べたい」「あのお店のラーメンが食べたい」
こうした声をよく聞きました。
そうした背景から今回の騒動を機にテイクアウトやデリバリーサービスを始めたお店も多くあるようです。
そうした中であえて私が通販を推すのは以下の2つです。
・24時間いつでも利用できるから
・労働力が必要ないから
24時間いつでも利用できる
テイクアウトやデリバリーの場合、料理を作る人や受け渡しをする人など人員が必要となります。
そうするとお店が開いている時間のみでの対応となります。
しかし通販であれば消費者が欲しいと思った時に注文をすることができますので、需要の取りこぼしを防ぐことができます。
労働力を必要としない
通販の場合、すでに出来上がっているものや自宅で消費者の方に作ってもらうものの販売が主流となります。
場合によっては発送の手配をしなければいけないこともあるかもしれませんが、それ以外には基本的に労力がかかりませんので人件費の削減にもつながります。
飲食店が始める通販で気を付けること
通販の商品が良くなったとはいえ、家庭で調理をしてもらう場合どうしてもお店の味とのギャップは生まれてきてしまいます。
そのお店の味が好きで買ってくれてる方からしたらガッカリさせてしまう可能性がありますので、扱う商品についてはしっかりと吟味をする必要があります。
通販を上手く活用しているところは、店内で使用している調味料や通販限定でのメニューなど不変的なものや比較対象のないものを販売するといった工夫をしております。
店舗の役割を見直す時
今までは「お店を知って来店」、「料理を体験する」のも全て店舗となっておりました。
しかし通販を始めることで、「お店で料理を体験して通販でリピートする」「通販で初めて体験して店舗にも行ってみる」という今までになかったお客様の動きが追加できます。
つまり店舗が担っていた機能を通販というWEBの世界にも担ってもらうことができるようになります。
自身の店舗が目の前のお客様に対してどちらの役割を担っているのかをぜひ考えてみてください。
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