【飲食店向け】既存来店客の集客方法について
こんにちは。飲食店の成功と前進を応援するSUGRESSです。
以前、飲食店で起こる課題の分解についてご覧になっていただきました。
まだご覧になってない方はぜひご覧になってから以降をお読みください。
その中で既存来店客の集客が課題となるお店に向けて「飲食店の既存来店客の集客の方法」についてメリットとデメリットを交えて4つ紹介致します。
ちなみにここでは既存来店客=リピーターという表現をさせていただきますのでこれ以降はリピーターと表記させていただきます。
リピーターの集客方法を実施するにあたって
これからいくつか方法を紹介するにあたって前提として持っていて欲しい考え方があります。
それは来店客にリピーターとなってもらうためには「来店客の期待値を超えること」です。
これは今までの自身の体験と照らし合わせると想像しやすいと思います。
口コミサイトの高評価を見て期待に胸を躍らせて行ったのに、実際にいくとガッカリするようなお店にもう一度行きたいと思いますか?
たまたま通りを歩いていて見つけて、大した期待もなく入ったお店で期待以上の料理とサービスだったらもう一度行きたいと思いませんか?
この期待値を超えた分が、リピーターになる可能性を高めてくれます。
そのための手段としてこれからご紹介するような集客方法をぜひ選択していただきたいと思います。
①ポイントカードやクーポンを利用した集客
これは、お食事一回につき1ポイントで10ポイントで次回お食事無料といったポイントカードや、次回利用時にドリンクが無料となるクーポンといったような再来店を促すツールで集客する方法です。
メリット
・同規模や同カテゴリの競合店との差別化につながる。
・活用の仕方によっては客単価の向上にもつながる。
・比較的低価格から始めることができる。
デメリット
・繁忙時間に店舗オペレーションに支障をきたす可能性がある。
・ポイントカードやクーポンの景品としての食事やドリンク代などの原価負担をしなければいけない。
・導入をしやすいので競合の参入もしやすい。
②周年記念や雨の日などのキャンペーンを設ける
これは、◯周年記念や雨の日の来店客に「お通し無料」や「10%OFF」といったキャンペーンを実施することで、それを覚えていた以前の来店客の再来店を促す集客方法です。
メリット
・雨の日などの集客が落ち込むような日の集客にもつながる。
・お客様にとってお得な情報なので、周囲の人を誘って複数人での来店につながる可能性がある。
・キャンペーンのきっかけは決まりがないので始めやすい。
デメリット
・キャンペーンだけを目的に来店するお客様を作ってしまう。
・周知がうまくいかないと効果が出ない。
・導入をしやすいので競合の参入もしやすい。
③サブスクリプションを導入する
これは、月額や定額のサービスを導入することで再来店を促す集客方法です。例えば、居酒屋のボトルキープやはなまるうどんさんの「天ぷら定期券」などが想像しやすいかと思います。
メリット
・前払い制なので先の利益が計算しやすい。
・再来店の際に別注文を獲得できるため客単価の向上につながる。
・競合店との差別化につながる。
デメリット
・対象者の管理が煩雑になる可能性がある。
・価格設定によっては効果が出ない可能性もある。
・飽きないような工夫が常に必要となってくる。
④あいさつなどの接客で印象つける
これは、来店や退店時のあいさつや会話などの接客などで、「このお店だから」「この店員さんだから」という印象を持ってもらうことで再来店を促す集客方法です。
メリット
・導入にほとんど費用がかからない。
・暗黙知(経験や勘に基づく知識)に近いので競合がマネをしにくい。
・口コミにつながりやすい。
デメリット
・属人性が高くなるのでその人が抜けると維持できない。
・言語化しにくいため横展開ができない。
・明確な効果測定がしにくい。
競合との差別化を意識する
上記にもあるように、どの方法も比較的に低額から始められるため競合も同じような方法を実施してくる可能性があります。
競合がどのようなことを行っているか?
それを踏まえて自店舗はお客様にどういった違いの魅せ方をするのか?
これを明確にし、競合とのとの差別化を図ることで効果を上げていきましょう。
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